キャッシュレス全盛　それでもＡＴＮがなくならないワケ（２０２４年１０月２０日）

　現金自動預払機（Automatic Teller Machine：ＡＴＭ）とは、銀行などの金融機関が設置する現金の入金（預け入れ）・出金（引き出し）だけでなく、預金残高の照会や預金通帳への記帳、振り込みなどの手続きを行うことができる設備です。
　従来は金融機関店舗の窓口のみで行っていた業務もＡＴＭによりできるようになり、省力化に大きく貢献することになりました。
　もともとは金融機関の店舗に設置されていましたが、ショッピングセンターなどの小売店舗や人の流れが多い駅などの施設にも単独で設置されるようになり、近年ではコンビニエンスストアの店舗内にも設置されています。
　２０２２年における金融機関によるＡＴＭなどの設置台数は、ゆうちょ銀行を除き全国で８９，２３２台となっています。

Ｚ世代トレンド１位ＢｅＲｅａｌ、「閉じた世界」で躍進（２０２４年１０月２３日）

　Ｚ世代とはアメリカで提唱された世代の捉え方で、おおむね１９９６年ごろから２０１２年ごろまでに生まれた世代を指すことばです。
　アメリカでは従来からＸ世代、Ｙ世代という言い方がありましたが、それらに続く世代としてＺ世代といわれています。
　特徴としては、デジタルネイティブ・ＳＮＳネイティブであること、時間的な効率性（タイムパフォーマンス）を重視すること、仕事より個人の生活を重視すること、上下関係ではなく横のつながり・仲間の関係を重視すること、少数者や多様性に関心があることなどです。
　低成長時代に生まれ育った年代であるため、価値観は比較的保守的であり、社会の秩序を重んずるという安定志向があります。

ＳＳＤ単価５年で６割安、ＨＤＤに接近　ＰＣ記憶量拡大に一役（２０２４年１０月２４日）

　ＳＳＤ（Solid State Drive）とは、パソコンやタブレットなどのデバイスで、データを記録するための記憶装置（ストレージ）として使用されます。
　同じ記憶装置でも従来から使用されているＨＤＤ（Hard Disk Drive）は、常時回転する円盤に対して磁気を使ってデータを記録していましたが、ＳＳＤでは内臓のメモリーチップにデータの記録を行います。
　ＨＤＤと比較したＳＳＤのメリットとしては、データのやりとりが電気信号のみで行われるため読み込み・書き込み速度が高速であること、回転するなどの動く部品が無いので静音であり物理故障のリスクや電力消費が小さいこと、小型化が可能なことなどの点があります。
　逆にデメリットとしては、比較的容量が小さいことや容量当たりの単価が高いことなどがありましたが、近年ではその差も縮まっています。

九州電力、イチゴ秋出荷で高単価に　農業オール電化で（２０２４年１０月２８日）

　２０２２年における日本の都道府県別のイチゴ生産量は下記のとおりです。
・栃木県　２．４万トン（１５％）
・福岡県　１．７万トン（１０％）
・熊本県　１．２万トン（　７％）
・愛知県　１．０万トン（　７％）
・静岡県　１．０万トン（　７％）
・全国　１６．１万トン（ 100％）

稲わらからバイオ燃料　クボタが大潟村でプラント稼働（２０２４年１０月２８日）

　稲わらとは、生育した稲を刈り取りその稲から穂の部分を取り去った後の茎の部分をいいます。
　屋根などの建築物のほか、地面に敷く「むしろ」や縄などの生活用品の材料として、さらに燃料や飼料として使われていました。