『日本経済新聞』を読む24(FTS、焼酎、化粧水、防災ビジネス、一太郎)

 『日本経済新聞』を読んでいきます。
 個人的に理解できない用語などを中心に記録します。


1 FTS

システムで注目のFTSとは? 「25年の崖」克服の助けに(2024年10月18日)

 FTS(Fit to Standard)は、日本語への直訳では「標準に合わせる」という意味になります。
 つまり業務のためのシステムを業務に合わせて開発・導入するのではなく、業務を既存のシステムに合わせて実行するという考え方です。
 FTSのメリットとしては、開発・導入の費用を削減できること、開発などの時間が必要ないため導入のための期間が短縮できること、標準化されたシステムであるため安定性などが高いことなどの点があります。
 デメリットとしては、業務の見直しが必要になること、必ずしも標準的なシステムで現在の業務をカバーできないものがあることなどの点があります。


2 焼酎

鹿児島の焼酎生産回復 窮地支えた麦焼酎、大分が上顧客(2024年10月18日)

 焼酎とは、アルコールを発酵させてそれをろ過して作られる日本酒のような「醸造酒」ではなく、発酵したものを蒸留して作られる「蒸留酒」です。
 もともと焼酎の「焼」とは熱を加えること(よって蒸留)の意味で、「酎」とは強いお酒と言う意味です。
 その原料としては、芋、麦、米、黒糖、とうもろこし、そばなどがあります。
 酒税法上では、連続式蒸留焼酎(甲類)と単式蒸留焼酎(乙類)に分類されています。


3 化粧水

男性用化粧水、3000円台も定番 中高年「自分磨き」励む(2024年10月15日)

 化粧水をつけるということは、人間の皮膚の角質層へ水分補給を行うという効果があります。
 しかし、そのままでは水分が蒸発してしまうため、さらに乳液をつけることによって皮膚に油の膜をはることにより水分の蒸発を防ぐという効果があります。


4 防災ビジネス

巨大地震に備え、民力で防災ビジネス育てよ 目黒公郎氏(2024年10月18日)

 防災ビジネスとは、災害に対する商品・サービスを提供するビジネスのことをいいます。
 具体的な商品には、非常食、衣服、日用品、簡易トイレ、救助品それらをひとまとめにしたセットのほか、家屋内の家具の転倒防止対策用品などがあります。
 また、具体的なサービスには、安否を確認するためのシステム、位置情報を確認するシステムのほか、耐震工事の施工、防災機器の導入や保守管理などがあります。
 また、対応すべき事項については、実際の災害対策や避難対策のほか、停電・断水対策や帰宅困難者対策、(避難所などでの)感染症などの疾病対策などが考えられます。


5 一太郎

法案作成に「一太郎」職人芸 若手官僚、継承へ知恵絞る(2024年9月29日)

 一太郎(いちたろう)とは、株式会社ジャストシステムが販売する日本語ワープロソフトです。
 初代は1985年8月に発売され、日本語変換ソフトである「ATOK」が同梱されていました。
 一時期は圧倒的なシェアを誇っていましたが、パソコンのOSソフトであるマイクロソフト社製の「ウインドウズ」の普及とともに、同社のワープロソフトである「ワード」にシェアを奪われることになりました。
 しかし、法曹関係者や中央官庁では引き続き使用されていますが、これは日本の法関係の文書に親和性があるためといわれています。
 たとえば、1桁の数字は全角に、2桁の数字は半角にするという独特の機能があります。


 続きます。

カテゴリー

更新記事

タグ

break (1) class (3) collection (6) continue (1) CSS (2) DOM (2) for (1) function (3) HTML (8) if (2) JavaScript (28) object (5) pop (1) push (1) shift (1) switch (1) unshift (1) VBA (1) while (2) ことば (28) アンガーマネジメント (1) インソース (1) ココナラ (12) コーチング (1) チーズ (2) ネズミ (2) ノート (2) パーソルホールディングス (4) ブランディング (1) ブランド (1) プログリット (1) ポート (1) メモ (2) リスキリング (1) リンクアンドモチベーション (3) 変数 (3) 学習 (1) 小人 (2) 怒り (1) 新聞 (2) 株式 (30) 用語 (19) 睡眠 (3) 給水器 (1) 記憶 (3) Aoba-BBT (12) IGS (12) Kラーニング (1)


Categories: