JavaScript でヘンな数

 今回は「変数」とは何かを勉強します。


1 変数とは

 変数はいろんな値(数字、文字列など)を入れることができるハコのようなものです。
 書籍では、よく「箱」のイラストが描かれています。

 変数を扱う方法
  ①宣言(let の部分) ②代入(= の部分)

てすと

 コードでは write メソッドの引数として a が使われていますが、ブラウザでは「100」が表示されています。
 とうことは、箱そのものではなく、その箱の中の値が表示されるということですね。
 そして、この変数には基本的に何度でも値を代入することができます。

てすと

 b にはいったん「100」代入して表示しています。
 その後、b に「200」を代入して表示。
 変数には様々な値を代入することができ、かつ上書きできます。


2 変数の名前

 変数の名前にはルールがあります。

  • Unicode文字、アンダーバー、ドル記号
  • 大文字と小文字は区別される(ABC と abc とは別の変数)
  • 1文字目に数字はダメ
  • あらかじめ JavaScript で決まっている文字列はダメ(for などの「予約語」)

3 変数の値

 さて、次は中に入れる値についてみていきます。
 その前に、宣言と代入を同時に行う方法です。

 上段の1行目及び2行目と同じことを、下段の1行のみで行っています。

サンプル

 1行目では宣言と代入を同時に行ったので、2行目の write メソッドで変数 d の値である「100」(数値)が表示されます。
 そして3行目ではその d に「こんにちは」を代入し、それを4行目で表示しています。
 このように、同一の変数であっても、例えば上の例のようにそれぞれ数値と文字列といった異なる「型」の値を代入して表示することができます。


4 次回

 変数がどのような性質なのか分かったので、次回はこの変数を使って演算(計算)を行いたいと思います。

カテゴリー

更新記事

タグ

break (1) class (3) collection (6) continue (1) CSS (2) DOM (2) for (1) function (3) HTML (8) if (2) JavaScript (28) object (5) pop (1) push (1) shift (1) switch (1) unshift (1) VBA (1) while (2) アンガーマネジメント (1) インソース (1) ココナラ (9) コーチング (1) チーズ (2) ネズミ (2) ノート (2) パーソルホールディングス (1) ブランディング (1) ブランド (1) プログリット (1) ポート (1) メモ (2) リスキリング (1) 変数 (3) 学習 (1) 小人 (2) 怒り (1) 株式 (18) 睡眠 (3) 給水器 (1) 記憶 (3) Aoba-BBT (9) IGS (9) Kラーニング (1)



Categories: