『会社四季報 2024年 3集 夏号』を読む 9(ペロブスカイト太陽電池、プロテイン、銀だこ、尿素SCR、エクソソーム)

『会社四季報 2024年3集 夏号』を読んでいきます。
 個人的に理解できない用語などを中心に記録します。


1 マクニカホールディングス(3132)

注力中のペロブスカイト太陽電池

 現在普及している太陽電池のうち95%はシリコン系の太陽電池ですが、これは変換効率に優れてはいるもののガラスを使用しているため、重量の関係から設置場所が限定されてしまいます。一方、ペロブスカイト太陽電池は、薄く、軽く、柔軟であることから普及の期待が高まっています。(資源エネルギー庁HPより)
 上記の利点のほか、この太陽電池の発電層は「ヨウ素」を材料としていますが、このヨウ素は日本の生産量が世界のおよそ3割を占めているという利点もあります。
 さらに、光の吸収力が強いためエネルギー交換効率が高く、曇りの日や室内でも発電が可能です。


2 ラクト・ジャパン(3139)

健康志向の高まり受け、プロテイン用原料は新規参入企業の引き合い増

 ホエイプロテイン、カゼインプロテイン、ソイプロテインがあります。ホエイは牛乳のタンパク質の一種で、必須アミノ酸が多く含まれており水溶性です。カゼインは牛乳から脂肪とホエイを除いた不溶性の成分でゆっくりと吸収されます。ソイは大豆のことで、大豆からタンパク質を取り出したものです。


3 ホットランド(3196)

米国ロスのドジャースの球場に銀だこ出店

 たしかにドジャーススタジアムを紹介するサイトでは「銀だこ」が紹介されています。13.99ドルだそうです。


4 クリヤマホールディングス(3355)

尿素SCR資材

 尿素SCR(Selective Catalytic Reduction)システムはディーゼルエンジンの排気ガスを浄化するシステムとして使われています。
 排気ガス中の窒素酸化物は、アンモニアにより酸素を奪うことで無害な窒素と水に還元できます。
 まず、尿素水を排気ガスに混ぜると熱により分解されアンモニアになり、そのアンモニアが窒素酸化物を分解することになります。
 メリットとしてはコストをかけずに搭載でき、燃費にも影響しないことがあります。
 逆にデメリットとしては、尿素タンクなどの設置が必要なため重量が増えてしまうこと、そのための機器のメンテナンス作業が発生してしまうことなどがあります。


5 コスモ・バイオ(3386)

エクソソームの品ぞろえ強化

 エクソソーム(Exosome)は、細胞から分泌される膜小胞で、離れた細胞や組織に情報を伝達するための役目があると言われています。(コスモ・バイオHPより)
 また、さまざまな病気との関連が示唆されていて、特にがんとの関係で何らかの役割を果たしていると考えられています。


 つづきます。

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