国産ナフサ、高値水準続く　４～６月再び上昇、９％高（２０２４年７月３１日）

　ナフサは原油を異なる温度により蒸留・分離する精製という方法により得ることのできる石油製品です。この過程では大まかに、ガソリン、ナフサ、軽油、灯油、ジェット燃料、重油、アスファルトなどの製品に分離します。
　そしてナフサは熱分解反応によって、エチレンやプロピレンなどのようにプラスチックの原料となる物質が得られますが、これらをつなぎ合わせることにより、ポリエチレンやポリプロピレンなどが生成されます。
　また、ナフサは「粗製ガソリン」ともいわれ、キャンプなどで使用するランタンなどの燃料である、いわゆる「ホワイトガソリン」としても使われています。

ハイネケン、１〜６月ビール販売２％増どまり　予想下回る（２０２４年７月３０日）

　１８６３年にヘラルド・ハイネケンが創立した世界第２位のヒールブランドで、ハイネケン・ホールディングの本社はオランダのアムステルダムにあります。

　なお、ビール生産量の多いメーカーは下記のとおりです。
１　アンハイザー・ブッシュ社（アメリカ）
２　ハイネケン社（オランダ）
３　China Resources Snow Breweries社（中国）
４　カールスバーグ社（デンマーク）
５　モルソン・クァーズ社（米国）
　ちなみに、日本のメーカーではアサヒグループが第７位です。

　また、ビール生産量が多い国は以下のとおりです。
１　中国
２　アメリカ
３　ブラジル
４　メキシコ（ビール輸出国トップ）
５　ドイツ
　ちなみに、日本は第７位です。

輸入牛肉、卸値に先安観　価格高騰で消費鈍る（２０２４年８月２日）

　日本の牛肉生産量はおよそ３５万トンですが、輸入された牛肉は５６万トンです（令和４年度）。
　また、日本への牛肉の輸入において、もっとも多いのがアメリカ（４０％）、次いでオーストラリア（３８％）、カナダ（９％）です。この３か国だけでおよそ８６％を占めます。
　なお、豚肉については、ＥＵ（３６％）、アメリカ（２４％）、カナダ（２２％）の順です。

悪玉コレステロールに新薬　投与回数少なく負担軽く（２０２４年８月３日）

　悪玉（ＬＤＬ）コレステロール、善玉（ＨＤＬ）コレステロール、そして、中性脂肪（トリグリセリド）等が血中脂質と呼ばれています。
　そして、低比重のリポたんぱく質を（Low Density Lipoprotein：ＬＤＬ）といい、この中に含まれるのがＬＤＬコレステロールです。これが増えすぎると血管の壁に付着して血管を酸化していくことで動脈硬化の原因となります。
　悪玉コレステロールが増加する原因としては、コレステロールが高いものや質の悪い資質を摂取すること、肥満であることなどがあります。

核融合炉に燃料効率供給　京都フュージョニアリング、設備開発へ（２０２４年８月６日）

　核融合とは、原子核が融合してより重い原子核に変わることをいいます。たとえば、水素の同位体である重水素と三重水素の原子核が融合するとヘリウムと中性子に代わりますが、これはＤＴ核融合反応といいます。
　核融合発電には１億度以上の高温が必要ですが、このとき水素の陽子と電子とが自由に飛び回るといういわゆるプラズマの状態になります。この状態で重水素の原子核と三重水素の原子核とが衝突し核融合反応が起こり、結果として大量のエネルギーが放出され、このエネルギーが発電に利用されます。
　これまでの原子力発電と異なるのは、高い放射能レベルの核分裂生成物が発生しないこと、燃料資源が比較的無尽蔵なこと、原理的に暴走しないという安全性、二酸化炭素が発生しないことなどの点です。